絡まるホースとの格闘

今日は朝から真冬のような寒さです。

中生みかんの収穫は明日以降にして、今日は伊予柑への薬の散布をしました。伊予柑は自身の重みでヘタから外れて落下してしまうので、それを防止するためのものです。ヘタのとれた伊予柑は商品になりません。

風も強く、雨具を着ないと頭から薬をかぶってしまいます。母には予定を伝えていませんでしたが、今日の寒さで普段のヤッケではなく風に強い雨具を用意していた上、普段から目以外完全防備にしているので問題ありませんでした。(正直、母の農作業姿は不審者に見えます。)

薬の散布自体は一人でもできるのですが、ホースが絡まるので二人いた方がスムーズにできます。

スムーズとは言っても、圓地の地面は西日本豪雨の被害に加えてイノシシが運動会をしているせいでボコボコで、伐採した枝も邪魔してすぐにホースにひっかかります。気をつけているつもりでも穴に足を取られたり枝に引っ掛かったり溝に滑ったりとホースを引っ張る母は3回もこけていました。

機械でできないのかと思うかもしれませんが、畑の要所要所にパイプを張り巡らせていますが、スプリンクラーで撒ける状態ではありません。業務用の大きなリールに巻かれたホースをモノレールで山に上げ、パイプに配してあるジョイントにつないで散布していきます。

ポンプのスイッチを入れた途端、別の場所からシャワー音が聞こえました。見に行くと閉めてあったジョイントのレバーが開いていました。イノシシの仕業です。イノシシはパイプを破壊することもあるので、今回はレバーを引かれただけだからヨシとするしかないのでしょうが、毎回毎回のイノシシ被害には腹が立ちます。

島で2番目にイノシシが出没する圓地と言うことは、それだけワナをしかければイノシシが捕獲できるということでもあります。箱ワナが届くのが待ち遠しいです。

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