早生みかん収穫終了

「早生みかん」の収穫が終了しました。
今、山に残っている「早生みかん」はジュース用のもので、農薬をほとんどかけていないため見た目がきれいでないものです。
ですから、贈答用の「早生みかん」の新規注文は終了しました。
昨日までに収穫したもので、辛うじて、2Lサイズ・Lサイズ・Sサイズは「家庭用(少し傷あり)」なら箱詰め可能ですが、Mサイズはまったくありません。
来年度は、収穫量を増やしてまいりますので、また、よろしくお願いいたします。

さて、「早生みかん」は終了しましたが、12月からは「中生(なかて)みかん」の収穫を開始します。
今の「中生みかん」の様子です。

色づきが良いので、出荷できそうに見えますが、まだ、味がのっていません。
美味しいみかんになるまで、もうしばらくお待ちください。

すでに、「中生みかん」のご予約もいただいております。
「中生みかん」の木はそんなに植えていませんので、ご希望の方はお早めにご予約ください。

小秋農園(小池)
TEL&FAX 089-961-3220

カラスとイノシシの食害

早生みかんの収穫が順調に進んでいます。
昨年よりも整備された(全体の1/3)部分は、傷も少なく大きさももっとも欲しいMサイズやSサイズが多く助かっています。
それでも箱詰め用のみかんが足りないのは、昨年よりも注文数が増えているからで、嬉しさとともに、もっと収穫量を増やさないとと感じています。

他の農家さんよりも収穫ペースが速いのは、荷造り担当の祖母からのプレッシャーもありますが、もっとも大きいのは、カラスとイノシシに食い荒らされる前に収穫を終えたいという焦りからです。

実際、贈答用の最高級だと収穫してみたら、鳥に突かれており「せめて完食してくれ!」と腹が立ちます。
ひどい木になると、上半分をカラスに、下半分をイノシシに食い尽くされたものもあります。

地面に外皮が散らばっているのかイノシシの食べた跡で、人が食べたように白い薄皮をひとつひとつ剥いているのがカラスの食べた跡です。
(早生みかんは薄皮が柔らかいので自分たちは薄皮ごと食べます。カラスの方がぜいたくです。)

曾祖父母の時代には、木の上の方のみかんは野鳥のために残したりしていましたが、今や、可愛らしい野鳥ではなく、カラスの大群に襲われている状態です。
威嚇用のロケット花火を毎日打ち上げていますが、根本的な解決にはなっていません。

イノシシも元々は興居島にはいませんでした。
平成20年ころから目撃され、ここ2~3年の被害は半端ありません。
今、イノシシ柵を覆っている途中で、近々、捕獲用の檻も届く予定です。

カラスとイノシシとの戦いは、まだまだこれからのようです。

段々畑のみかん

みかん・伊予柑の収穫に欠かせないのがモノレールです。
急こう配の山の斜面での収穫では、木の枝に取り籠を引っ掛け、その中に二度切りしたみかんを入れます。
その籠がいっぱいになるとコンテナに移し替えます。
そのコンテナを軽トラックまで運ぶ手段がモノレールです。
モノレールがなければ、人の手ですべて運ぶことになりますが、農道のない山奥からの運搬は不可能です。

昔の人は本当に偉大です。
動力のない時代に、人の手だけで山を切り開き、石を積みあげて階段状の農地を作り、みかんを植えてきました。
モノレールができると、農道から離れた山の方へとみかん畑を広げてきました。

西日本豪雨でモノレールが使えない場所が出来、改めて先人の偉大さに気づかされます。

小秋農園でも農地はいろいろです。
この写真は「(通称)みかん畑」です。

多分、世間的なみかん畑のイメージだと思いますが、モノレールがないので人力で運んでいます。
(農道が近いのでなんとかなる唯一の場所です。)
こんななだらかな場所ばかりだとどんなに楽だろうと思います。

今、収穫をしているのは「(通称)小義」または「茶畑」で、ここは急斜面で火山の石がごろごろしている、そしてイノシシが暴れ放題のなかなかの場所です。

足場が悪いので毎日のように誰かが転んだり木に登っての収穫中に滑り落ちたりと、打ち身とすり傷が絶えません。
危険なため、アルバイトも雇えません。
広い農地ですが、まだまだ開拓途中で全体の1/3ほどしか活用できていません。
ここが整地できれば、収穫量が増えたりアルバイトを雇えるようになるので、それを目指して頑張っています。

生産者コーナーまわり

今日は昨日袋詰めしたみかんを持って11か所を回りました。
今日から店舗に置かせていただくようになった三津のSAIKA様では、入り口に特設コーナーを設けてくださいました。皆様に試食していただき、興居島みかんの美味しさを知っていただければ嬉しいです。

その後は、松山生協の店舗を回りました。
前回持って行っていた2か所は売り切れていました。
早速補充し、前回行けなかったところを回り、最後に久万高原町に行きました。
久万に置くのは今回が初めてですので、反応が楽しみです。

帰りに15袋余ったので、もう一度近場の店舗に行くと減っていたので追加しておきました。
こうして売れていくのがわかると遣り甲斐があります。
途中で農林水産研究所や農業大学校にも行ったため、帰宅は夜になってしまいましたが、充実した一日でした。

箱売りの方も、たくさんのご注文をいただき早生みかんが足りなくなってきましたので、明日からはまた収穫を頑張ります。

みかん袋詰め

今日は朝から雨でしたので、家族総出で倉庫で作業をしました。
父と母は選果機での選別をし、祖母は注文分の箱詰めをしました。
「興居島みかん」の手詰め用の箱は赤い箱です。

前は10kg箱が主流でしたが、最近は5kg箱も人気があります。

仕訳をする中で、少し傷のあるものや2Sサイズのみかんは袋に詰めてスーパーなどの「生産者コーナー」で販売しています。
先日出荷したときは2店舗にしか持っていけなかったので、今回は全店舗に持っていけるよう多めに袋詰めしました。

袋詰めのものは自分で車で持っていきますが島なのでフェリーの運賃がかかるのが難点です。
島だからこそ守られているものも多いので、必ずしも橋が出来ればいいというわけではありませんが、出荷のシーズンには陸続きの農地がうらやましくなります。

早生みかんの市場への初出荷

今日は午前中は雨でしたので、予定通り市場に出荷するための箱詰めをしました。
昨日選果機にかけて大きさを選別したみかんを、今度は等級別に箱に詰めます。

箱詰めには、「共選」と「個選」があります。
「共選」は「共同選果」のことで、各農家から選果場にもっていって機械で箱詰めにするもので、
「個選」は農家で選果して箱詰めしていくものです。
小秋農園は「個選」です。
箱を開けたときにみかんの顔(ヘタのない側)が上にくるように1個1個傷や汚れをチェックしながら丁寧に箱詰めします。

「共選」に比べ手間も時間も人手もかかりますが、きれいに並んでいるため、贈答用としては価値があります。
これだけは、将来機械化やAI化が進んだとしても人の手が上回る部分ではないかと思います。

僕が小さい頃は(今は亡くなった)曾祖母が主力で詰めながら祖母に詰め方を教えていました。
今は、祖母が母に教えています。
こうして小秋のやり方が引き継がれていくんだなと感じました。

昨年は量が少なく、注文分だけで完売してしまったため市場へは出荷しませんでした。
だから、今年が初めての市場への出荷です。
昔、曾祖父母が市場へ出荷していたころには、仲買の方が待ち構えていて高値で売れていた「小秋」ブランドですが、自分の代になってどう評価されるのか気になります。

たくさんいただいている注文分を作るため、明日からはまた収穫です。
しばらくお天気に恵まれそうなのでまたカラスと競争しながら頑張ります。

広報紙「大地」に記事が掲載されました

松山市農業協同組合の広報誌「大地」に記事が掲載されました。
就業10年以内の若手農家を紹介するものです。
先日取材を受けたものですが、写真も大きく見開きで掲載されていて驚きです。

就農2年目でまだまだですので、皆様の温かい目で見守っていただければと思います。

今日は午後から、今年最初の早生みかんの選果作業をしました。
みかんの汚れや傷などをチェックしながら、選果機に流すと、ブラシで表面を磨き、2Sサイズ~2Lサイズまでの穴の上をを通ることでサイズ分けが行われます。
落下時の衝撃で傷まないよう、コンテナの底には座布団を敷いています。

昨年よりは傷が少なく粒がそろっており、手作業での防除や剪定の成果が出たようでとても嬉しいです。
明日はいよいよ出荷のための箱詰めをしようと思います。

スーパーの「生産者コーナー」への出荷

昨日軽トラックのマフラーが壊れました。
錆が原因で、これも海に囲まれた島ならではの故障かなと思います。

仕方がないので、今日は島から渡って軽トラックを修繕に出しました。
そして修理が終わるまでの間を利用して、少し傷のあるみかんを袋詰めにし松山の生協マーケットの直販コーナーに持っていきました。
54袋しかできなかったので2店舗のみの出荷となりました。

松山のお客様は家で食べる用のみかんの味にはこだわりがあります。
それだけに「興居島みかん」は人気です。
昨年は、2~3日後には完売していて、補充に行く傍からお客様に手に取っていただけました。
ラベルには名前が書いてあるので、皆さんは、それを見ていて美味しいと思ったらリピーターとなってくれます。
この時期は「生産者コーナー」にはいろいろな農家さんからの大量のみかんが並びます。
それだけ競争率が激しい中での売れ行きは、そのまま「美味しさへの評価」となるので、毎回ドキドキします。
今日の出荷分の売れ行きが気になります。

みかん畑だけど茶畑のイノシシ

今日は午後から愛媛大学の武山絵美教授による「イノシシ生息状況中間報告会」がありました。
島内全域に設置している生息調査カメラデータからの分析ですが、このカメラが自分の畑にも設置されています。
自分たちは元々作っていた農家さんの屋号で「小義(こぎ)」と呼んでいる畑ですが、資料を見ると「茶畑」と表示されていました。
通称のようですが、昔は茶畑だったのかなあ、と興味がわきました。
そのうち調べてみようと思います。

この写真はイノシシが砂遊び(泥遊び)をした後です。こんなのが至る所にあります。

さて、その茶畑ですが、資料によると興居島でのイノシシ出没頻度が2番目に多いとあります。
日常的にイノシシの被害は受けていますが、まさか、ベスト2とは思いますせんでした。
映像も見せてもらいましたが、なんと、昼間からイノシシが出没していました。
(夜行性じゃないのかよ!)
カラスの被害も圧倒的に他の畑よりも多いし、なんて畑だ! と少しテンションが下がりました。

島全域で協力して対策をする必要がありますが、自分たちでもできることはしていかないとと思います。
プロの「鷹匠」にお願いして鷹でカラスを追い払い、プロの猟師にお願いして猟犬を走りまわさせて匂いをつければ効果がありそうな気がしますが費用面で難しいかもしれません。

みかん初収穫~美味しいみかんの見分け方

今日はお天気に恵まれたので、予定より1日早く「早生(わせ)みかん」の収穫を開始しました。

収穫はカラスとの競争です。
カラスが突きやすい上部を先に収穫しています。
するとカラスが集まってきてしきりに抗議の鳴き声をあびせてきます。
「俺たちのエサ(みかん)をとるな!」とでも言っているようです。
こちらも負けずにロケット花火で対抗します。


昨年よりもきれいなみかんが出来ているので、箱詰め担当の祖母にも喜んでもらえそうです。

「早生みかん」は外皮が薄く、外皮をむけば薄皮ごと美味しく食べられます。
美味しいみかんの見分け方は、
・皮が浮いていないもの(実がびっしりつまっている感じのもの)
・ヘタの切り口が細いもの
・皮の色が濃いもの
また、小ぶりなものの方が甘みが強いです。
贈答用は見栄えを考えて大きめを選ぶと思いますが、家で食べるのなら小さめがお勧めです。