前回、鳥が伊予柑を食べた跡が「笑っている顔」に見える写真を紹介しましたが、その後、いろいろな顔が見つかりましたので追加で紹介します。

「叫び顔」

「怒り顔」

「一つ目小僧」
そして、これは食害ではありませんが、最近よく目にする鳥の巣(ビニール製)です。自然豊かな山なので巣材は山ほどあると思うのですが、なぜかビニールが好んで使われています。謎です。

☆興居島を拠点に農業をがんばります☆
前回、鳥が伊予柑を食べた跡が「笑っている顔」に見える写真を紹介しましたが、その後、いろいろな顔が見つかりましたので追加で紹介します。
「叫び顔」
「怒り顔」
「一つ目小僧」
そして、これは食害ではありませんが、最近よく目にする鳥の巣(ビニール製)です。自然豊かな山なので巣材は山ほどあると思うのですが、なぜかビニールが好んで使われています。謎です。
1月は伊予柑の収穫に追われています。今シーズンの伊予柑は地球温暖化の影響か例年よりも色付きが遅く、他の農家も出荷を遅らせている状況です。
10月には温州みかんがカラスの食害にあっていることをお伝えしましたが、伊予柑のいいところは鳥の食害に合いにくいということです。
伊予柑は温州みかんに比べ皮が厚く皮の内側の白い部分には苦みがあるため、鳥の害に会いづらいと思っており、実際12月の収穫し始めの頃には食害はありませんでした。
ところが、ここ数日は、鳥に食べられた伊予柑が多く目につくようになりました。かたい皮にきつつき並みの穴を開け中の実を食べています。ここまで食べられると笑えない状況ですが、鳥は笑っているようで、写真にあるような真似をされてしまいました。
完全になめられています・・・
前回のブログから10か月以上も更新していませんでした。
その間には、昨年7月に被害を受けた園地の工事が終わり、壊れていた防鳥ネットの修繕も完了しました。下を見ていても何も変わりません。ただただ頑張るのみです。
温州みかんの「早生」みかんの収穫を11月10日くらいから予定しています。
問題は、昨年は11月に入ってから発生したイノシシとカラスによる食害が10月のうちからひどい状態です。
今年は特にカラスの被害がひどく、狙ったようにMサイズの秀品(贈答用レベル)を食い散らかしていきます。食べ残された果実はそのまま腐るため無傷の周りのみかんにまで被害が及びます。
今年もキラキラテープを農地に張りめぐらせました。これでカラスの被害が少しでも減るといいのですが・・・
昨年は雨が降らず小さなサイズしか収穫できませんでしたが、今年は昨年の影響で木が弱り収穫量は平年以下ですが、大きさは順調に育っています。味に関してもカラスが競って食べるくらい味がのってきていますので美味しいみかんをお届けできると思います。
昨年度は売切れでご迷惑をおかけしましたが、その時に今年のご予約いただいていた方から優先的に発送する予定です。もう少しお待ちください。
愛工房に搾汁を委託していた「温州みかんジュース」が完成し今日届きました。
5年前から「早生(わせ)みかん」を使ってジュースを作っていますが、今年のジュースは特に甘く、糖度が15度を超えています。(例年は11~12度)
12度を超えれば、それが「売り」になるほどですが、あまりの糖度の高さに驚いています。
理由として一番に考えられるのが今年の異常気象による水不足です。本来ならMに育っていただろうみかんが水不足で大きくなれず一回りも二回りも小さくなりました。その分甘さが凝縮されたのだと思います。
ただ甘いだけではなく適度な酸味もあり、とてもおいしいジュースに仕上がっています。そういう意味では「当たり年」ですが、みかん本体の収穫量が少なかったので複雑な気分です。
早生みかんの収穫は一度にするのではなく木ごとに色づきを見ながら選りもぎをしています。手間はかかりますが少しでも美味しい状態でお届けするためです。
色づきを待ち、収穫できない日もあります。今日がそんな日で、みかんの木の植え替えのためにチェーンソーで切り倒した木を運んだりしていました。
また、時間のある時は山道を走ります。山ののり面がむき出しになっている場所などでは雨の後などには道路上に大小の石が転がっています。時には道路の真ん中あたりまで転がっていて危ないのです。
これらの石を拾い集めています。拾った石は石垣の材料に使えるので実益を兼ねています。ただ、持ち上げられない重さの石もあり、それらはどうすることもできませんでした。
畑の中の石を割るためですが、ようやく念願の「マキタのハンマードリル」を購入しました。そこで練習を兼ねて、これまで動かすことのできなかった道路上の石を割ってみることにしました。
道路の側溝にはこのような石が何個もはまっていて、水が流れにくくなっています。
ハンマードリルで穴を2~3か所直線に並んで開け、そこに「セリ矢」を差し込み金槌でたたきます。少し時間がかかりましたがきれいに割ることができました。
割れた面が平らなことから、この面を石垣の表に使っているのだとわかります。今は機械ですが、昔はすべてを人の手でして、今自分たちが受け継いでいる畑の石垣が作られているのだと思うと、本当に昔の人はすごいと感じます。
また、時間があるときに少しずつ、側溝の石を取り除いていきたいと思います。
収穫を開始してから、落雷を伴うようなひどい風雨に見舞われました。みかんへの影響を心配しましたが畑の場所の関係か大丈夫でした。
とは言え、例年よりも2段階ものサイズダウンと実割れの状況はひどいもので、収穫してもほとんどが「2Sサイズ」(通常は出荷しないサイズ)です。
ご注文を頂いた方への発送を開始しましたが、ご希望のサイズを変更していただいても発送が難しい状況です。
「早生みかん」を「中生みかん」に変更していただくとしても、すでに「中生みかん」も予約で埋まっているため難しい状況です。
毎年「早生みかん」でジュースを作っており、すでに予約もいただいているので今年は例年よりも多めに作る予定だったのですが、それも難しそうです。
本当に今年は異常事態です。
ようやく雨が降りました。最初の日は4mmでガッカリしましたが、11月10日には一息つけるほどの雨が降りました。
待ちかねた雨で、伊予柑にとっては恵みの雨でしたが、収穫期に入った早生みかんにとっては良いことばかりではありません。
雨による実の成長に皮が追い付かず割れてしまうのです。中生みかんや晩生みかんに比べて皮が薄い早生みかんならではです。
今年は昨年よりも収穫量が多い予定でしたが、長く雨が降らなかったことで実が例年よりも2段階ほど小さく、収穫時の雨による実割れで収穫量はかなり減りそうです。
農業は自然の影響を受けるとは言え、異常気象にはお手上げです。
早生みかんの収穫が間もなく始まります。
毎年の恒例事業として、早生みかんの収穫1~2か月前に、鳥から実を守るために「キラキラテープ」(防鳥テープ)を張りめぐらせます。
キラキラテープは風で揺れ、日の光を反射して光ります。その光のためか、それともテープに羽が当たるのを警戒してか鳥の被害は減っている気がします。
この早生みかんですが、本来なら今年は「表年」(みかんが豊作になる年)なのですが、この日照りのせいで実が大きくなりません。毎年ご注文をいただいている方々にご希望のサイズのみかんが発送できるかわからない状況です。
興居島の柑橘農家はみんな畑への水撒きに必死になっていますが、ため池の水位はどんどん下がっており、井戸水を使っている農家には、井戸水に海水が混じる危険があると一部使用禁止のお達しも出ています。
頑張って水を撒いても、雨にはかないません。せっかく育ててきた木ですが、枯れるものも出てきています。
早く雨が降ってほしいです。
雨が降りません。昨夜、興居島上空に雨雲が発生したようですが、結局降ってはいないようです。
今日も水撒き用の水をため池に汲みに行きましたが、さらに水位が下がり続けています。
終わらない水撒きに不安を覚えます。
7月1日豪雨の後始末のひとつがイノシシ柵の修繕です。うち1か所は土砂崩れ場所に面しているため危なく設置が遅れていましたが、イノシシ被害も出始めたため思い切って修繕することにしました。
昨日、修理のためのイノシシ柵や修理道具を崖の下から4往復して運びました。土砂崩れ部分の工事のじゃまにならないよう、元の場所よりも内側に張りましたが途中で材料が足りなくなりました。
結局、もう一度行かなくてはならずガッカリです。