昨日は両親と共に「(通称)平磯」の補修をしました。昨年7月の「西日本豪雨」で一番被害があった畑です。2年前に植えた「カラマンダリン」の苗木の1/3が流れてしまったところです。
これまで100程土嚢を作って積みあげ、1か所の補修は終わりましたが、今日は土砂で埋まった部分の土を土嚢に詰めては、土砂が流出してしまったところに積む作業を繰り返しました。高低差のあるところを人の手で土嚢を運ぶので大変です。それでも午前中に2か所目の補修が終わりました。
次に農地の中ほどにある杉の木を倒すことにしました。地面がえぐられていて倒壊の危険があり、苗木側に倒れると大きな被害が出ます。チェーンソーを使って倒す方向に受け口を作り慎重に倒します。農家なので林業は専門外ですが、やるしかありません。なかなか倒れなくてあせりましたが、ようやく倒すことが出来ました。気を付けていましが広がった枝により苗木が1本犠牲になってしまいました。思った以上に枝木が多く、それらを細かくし、薪にしなくてはならず、倒した後も手間がかかります。
薪づくりは次回にして、補修した部分に苗木を植えました。今度こそ強く育ってほしいと思います。
新規就農者にとって「西日本豪雨」の被害は心が折れそうになるものでしたが、若い間にこれだけの体験をしたことは、これから何があっても乗り越える自信になると前向きに考えています。頑張ります。