イノシシ柵突破される

「西日本豪雨」の直後は、農場の土砂を撤去しようとしても、山から流れてきた木や根っこが絡まりスコップもささらない状態でした。そこで手付かずになっていましたが、自然の力で分解されようやくスコップがささるようになりました。

埋まったレールと(たまにキャリー)を掘り起こしながら撤去した土は、反対にえぐれて穴の開いたところにバケツで運んで埋め戻しています。そうしてふさいだ穴の上にレモンの苗木を植えました。

この苗木1本植えるために土砂をバケツに50杯運びました。手間をかけただけに「復興レモン」と呼びたいくらいです。成長が楽しみです。

農場の整備で行けていなかった「(通称)茶畑」の奥の方のイノシシ柵がイノシシに曲げられて侵入されていました。すごい力です。

補強はしますが、ここには大型のイノシシがいるようなのでまともにぶつかられてはひとたまりもありません。そろそろワナもしかけないといけないかもしれません。

レモン苗木の一時保管

「(通称)茶畑」も「西日本豪雨」で被害が出たエリアですが、その倉庫に流れ込んでそのまま堆積している土砂の撤去を兼ねて、肥料袋を利用した苗木ポットを作りました。

肥料袋はそのまま捨てずにいろいろ活用します。今日は20本分のポットになりました。

その後は、午前中に「茶畑」の剪定をし、午後は「平磯」で別のレモン苗木を植え、カラマンダリンの剪定をしました。

天気予報では、雨は降らないとのことでしたが、少し雨が降りました。ふと海の方を見ると虹がかかっていました。写真ではわかりづらいですが大きくて7色がはっきりとわかる虹でした。


杉の伐採とレモン苗木の補植

注文していたレモンの苗木が届いたので、土嚢での補修は中断し、レモンを植えるエリアの整備をしています。

ここには隣の農地との境に杉の木が植えられているのですが、かなり高くなったのと宿り木に絡まれて弱っていて倒壊の危険があるので伐採することにしました。伐採した木が隣の農地に倒れないようにするためにはレモンの苗木エリアに倒さねばならず、それが完了しないと苗木が植えられません。

この写真は、20日に杉を1本倒した後のものですが、まだ3本残っています。

イノシシ柵で囲われているのが隣の農地なのでここに倒さないようにしなくてはなりません。ところが2本目を伐採している途中で、木が隣に傾きそうになりました。そこで急遽ロープを渡して手前に引っ張りましたがビクともしません。にっちもさっちもいかなくなり応援を呼ぼうとしたとき、向こうから手前に風が吹き、その拍子に手前に木が倒れました。(ロープで引っ張っていたのでそのまま逃げました)

そんなこんなを繰り返し、ようやく杉の木を全部倒すことが出来ました。写真で見比べるとわかるようにずいぶんと明るくなりました。

枝木を片付け、ようやくレモンの苗木をうえられるようになりました。まだカラマンダリン側の杉の木が残っていますが、少し伐採に慣れてきたので、片付けていきたいと思います。

カラマンダリン苗木の補植

昨日は両親と共に「(通称)平磯」の補修をしました。昨年7月の「西日本豪雨」で一番被害があった畑です。2年前に植えた「カラマンダリン」の苗木の1/3が流れてしまったところです。

これまで100程土嚢を作って積みあげ、1か所の補修は終わりましたが、今日は土砂で埋まった部分の土を土嚢に詰めては、土砂が流出してしまったところに積む作業を繰り返しました。高低差のあるところを人の手で土嚢を運ぶので大変です。それでも午前中に2か所目の補修が終わりました。

次に農地の中ほどにある杉の木を倒すことにしました。地面がえぐられていて倒壊の危険があり、苗木側に倒れると大きな被害が出ます。チェーンソーを使って倒す方向に受け口を作り慎重に倒します。農家なので林業は専門外ですが、やるしかありません。なかなか倒れなくてあせりましたが、ようやく倒すことが出来ました。気を付けていましが広がった枝により苗木が1本犠牲になってしまいました。思った以上に枝木が多く、それらを細かくし、薪にしなくてはならず、倒した後も手間がかかります。

薪づくりは次回にして、補修した部分に苗木を植えました。今度こそ強く育ってほしいと思います。

新規就農者にとって「西日本豪雨」の被害は心が折れそうになるものでしたが、若い間にこれだけの体験をしたことは、これから何があっても乗り越える自信になると前向きに考えています。頑張ります。

ブラッドオレンジ収穫

3月14日は「ホワイトデー」ですが、白ではなく赤い実「ブラッドオレンジ」を収穫しました。国産のブラッドオレンジは愛媛県でも宇和島が有名ですが、興居島でも、今お借りしている畑に数本あり自分も初めて収穫しました。

国内では「モロ」「タロッコ」の二種類が栽培されていますが、ここに植えられているのは「タロッコ」です。「タロッコ」は「モロ」に比べると赤味は薄いですが甘みが強く程よい酸味がある美味しい果実です。ちなみに赤い色は「抗酸化作用」のあるアントシアニンです。(ポリフェノールの一種)

今回収穫したのは8キャリーしかなかったので、松山生協の「生産者コーナー」に出しました。手では皮が剥きにくいので食べ方などの説明の紙を入れてみましたが、売れ行きや味の感想が気になります。

ジュースにしても美味しいようですが、木を増やすかどうかは考え中です。


今年の伊予柑ジュース出来ました。

今日は吉田町の愛工房株式会社に、伊予柑の個人搾汁に伺いました。昨年から温州みかんと伊予柑と年2回お願いしています。

昨年の伊予柑ジュースの時に、工場やその周りにたくさんのチューリップが植えられていて感動しましたが、「西日本豪雨」で甚大な被害を受けた工場なので今年は見られないと思っていましたが、工場に行くと昨年同様にたくさんのチューリップが工場や工場前の道端にも植えられていました。

愛工房の方によると、昨年よりも少ないとのことでしたが、チューリップを変わらず咲かせようとする皆様の気持ちに感動しました。

今年の伊予柑ジュースは糖度が12.9と昨年よりも甘く美味しく出来上がっています。ジュースにすると1年持つので、これからイベントなどで試飲販売して伊予柑を食べたことがない人にもぜひ飲んでいただき「伊予柑」を知っていただけたらと思っています。

土嚢づくり

昨日は「東日本大震災」から8年目でした。自分が平成6年生まれなので「阪神大震災」の時は赤ん坊で記憶はありませんが、「東日本大震災」はボランティアに参加したこともあり目に焼き付いています。

昨日、自分は気が付かなかったのですが、松山で地震があり、この日に地震があったことで、近々起こるとされている「南海トラフ地震」への脅威を感じています。

興居島は昨年の「西日本豪雨」で大きな被害を受けました。「小秋農園」でもモノレールのレールが土で埋まったり、苗木の1/3が流されたりと被害がありましたが土を掘ろうにも固い木の根に阻まれ手付かずの状態でした。

伊予柑の収穫が終わり、ようやく土砂の撤去に取り掛かりました。まずは「土嚢づくり」です。最初は肥料袋を利用していましたがそれもなくなったので出費は痛いですが市販の土嚢袋を購入しました。

昨日は、雨上がりでもあり決していい状態ではありませんでしたが、それでも、豪雨から半年が経ち埋もれていた木の根も分解されてやわらかくなっておりシャベルで掘りやすくなっていました。しかし、ここはモノレールが壊れているエリアなので、土嚢運びも苗木運びもすべて人力です。

ようやく、1か所に積み終わりましたが、これから土を入れて周りと同じ高さにしていきます。これを何か所かしなければなりません。農家の仕事はこうした土木系の仕事もたくさんあります。本当に大変ですが、昔の人は何もない山を人力で切り開き、木の根を掘り起こし、ひとつひとつ石を積み上げて「段々畑」を作ったのだと考えると、そのエネルギーはすごいなと思います。

伊予柑出荷ほぼ終了

怒涛の2月が終わりました。こちらの更新も一切できないほどの忙しさでした。3月に入りようやく出荷のゴールが見えようやく一息つけるようになりました。

出荷のみで加工の暇がありませんでしたので、昨日母がマーマレードを作りました。

今回は、皮を薄くし何度も湯こぼしして苦みのほぼないマーマレードに仕上がっています。(知人へのプレゼント用にラッピングしています。)そのうち販売できるようにしたいと思っています。