ジュース用みかんの収穫

二日ほど雨模様でしたが、今日は良い天気でした。
午前中は、ジュース用みかんを収穫するためにモノレールで山を登っていると、もう少しで事故を起こすところでした。
イノシシがレールの下に大きな石を置いていたのです。

イノシシは意識してかしないでかわかりませんが、結構悪質ないたずらをします。
レールの下に石を置いたり、コンテナを置いたり、肥料袋を置きます。
いずれも前日には、別の場所に置いていたはずのものです。
来年の干支といえども許せません。

さて「ジュース用のみかん」は意識してつくっているわけではなく、設備が不十分で農薬や肥料が届かないエリアのみかんが傷だらけのため、商品としては出せず「ジュース用」としているわけです。
これから整備を進めて、来年には商品として出せるようにしていくため、木の剪定をしています。
時々、1本の木に「早生みかん」「中生みかん」「伊予柑」の実がなっていることがあります。

これは接ぎ木によるものです。
本来はこのような接ぎ方はしないのですが、元々の持ち主さんが温州みかんを減らして伊予柑を増やそうとしていたのかもしれません。

みかんは種ではなく、苗木で育てますが、苗木からだと実がとれるまでに5年以上かかります。
それが成木に接ぎ木することで早く収穫ができるわけです。
でも、小秋農園としては、温州みかんが足りないので、接ぎ木の部分を切り落として温州みかんに戻しています。
整備が進めば、来年からはもっと収穫が楽になると思います。

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