ジュース用みかんの収穫

二日ほど雨模様でしたが、今日は良い天気でした。
午前中は、ジュース用みかんを収穫するためにモノレールで山を登っていると、もう少しで事故を起こすところでした。
イノシシがレールの下に大きな石を置いていたのです。

イノシシは意識してかしないでかわかりませんが、結構悪質ないたずらをします。
レールの下に石を置いたり、コンテナを置いたり、肥料袋を置きます。
いずれも前日には、別の場所に置いていたはずのものです。
来年の干支といえども許せません。

さて「ジュース用のみかん」は意識してつくっているわけではなく、設備が不十分で農薬や肥料が届かないエリアのみかんが傷だらけのため、商品としては出せず「ジュース用」としているわけです。
これから整備を進めて、来年には商品として出せるようにしていくため、木の剪定をしています。
時々、1本の木に「早生みかん」「中生みかん」「伊予柑」の実がなっていることがあります。

これは接ぎ木によるものです。
本来はこのような接ぎ方はしないのですが、元々の持ち主さんが温州みかんを減らして伊予柑を増やそうとしていたのかもしれません。

みかんは種ではなく、苗木で育てますが、苗木からだと実がとれるまでに5年以上かかります。
それが成木に接ぎ木することで早く収穫ができるわけです。
でも、小秋農園としては、温州みかんが足りないので、接ぎ木の部分を切り落として温州みかんに戻しています。
整備が進めば、来年からはもっと収穫が楽になると思います。

苗木畑の開拓とジャムの試作

夜の間に雨が降ってしまったため、ジュース用のみかんの収穫の予定を変更し、苗木を植えていた「(通称)平磯」の開拓をしました。

チェーンソーで木を切り倒し、のこぎりで枝木を落として薪にします。
これまで伐採した木やみかんの木はすべて薪にしているので、倉庫には薪がかなり溜まってきています。
近い将来に「薪ストーブ」を購入して使いたいと思っています。

「(通称)平磯」には、カラマンダリンとレモンの苗木を植えています。
そして、西日本豪雨の被害を受けた農地でもあります。

残念ながら手付かずです。

母がまたジャムの試作をしました。
前回は3Lサイズ以上の大きなみかんでつくり、ヨーグルトソース用くらいの固さに仕上がっていましたが、今回は、2Sサイズの傷もので商品にならないみかんを使いました。
今回は、外皮だけ剥いてミキサーにかけたものに、3Lの果実を加えて作ったそうで、固めに仕上がっています。
実は、みかんの薄皮や白い部分にはペクチンが含まれていて、ペクチンの働きで固まるのです。

とは言え、商品化はまだ先です。

温州みかんジャムの試作

早生みかんの収穫がひと段落したので、昨日はイノシシ柵の設置の続きをしていました。
今は「(通称)茶畑」と自然林の間の設置ですが、興居島のみかん畑でも標高が高い方です。

この写真の遠く左側に見えるのが興居島の由良地区で、右側に見えるのが松山側の「白石の鼻」あたりです。

小秋農園は伊予柑が多いのですが、ようやく色づいてきました。

本格的に収穫するのは1月になってからになります。

みかんを選別していると、伊予柑のように大きなみかんもあります。
もちろん不味くはありませんが、商品価値はありません。
そこで、母がジャムを試作しました。

何回か試作して加工品として販売できるようになればと思います。
問題は、添加物を加えないため日持ちがしないことです。

収穫したみかんが無駄にならないよう、いろいろと使い道を考えていきたいと思います。

遊子水荷浦の段畑

昨日は、久万高原町を含め8箇所の「生産者コーナー」の補充に行きました。
他の農園からの納品も多く、飽和状態になりつつあるので、しばらくは少量ずつの補充にしていこうと思います。

早生みかんの収穫が終わったので、今日母は宇和島に忘年会に行きました。
その途中で遊子の水荷浦の段畑を見たそうです。

石積みが美しいですね。

小秋農園の段々畑は、7月の西日本豪雨と日常のイノシシによる破壊で、みかん作業が危険に感じるほど崩れかけています。
補修を予定しているので、石積みを勉強したいと思っていました。
遊子の石積みの石は小さいものが多く、小秋農園の火山岩を利用した石積みとは違いますが、参考になると思います。

近々、早生みかんをジュースにするため、吉田町の方に行こうと思っているので、その時にでも自分も行ってみたいと思います。

テレビの影響で「完売」続出

昨日のテレビ番組「林修の今でしょ!講座」のスペシャルは「みかん(とおでん)」の特集でした。
1時間以上、丁寧に詳しくみかんの健康パワーについて取り上げられていて、知っていることも多かったのですが、知らないこともあり、とても勉強になりました。
何よりも、この番組を見た人が「みかん」に興味を持ってくれ、健康維持のためにも毎日みかんを食べてもらえたら嬉しいなと思います。

テレビの影響はすぐに現れました。
今日は、追加注文が次々と入りました。
Mサイズがなくなったので「Sサイズの家庭用」限定でお願いしてなんとか対応しました。

また、袋売りを置いている販売先からは、午前中に「売り切れ」の連絡が入りました。
スーパーの「生産者コーナー」も完売している店舗が多く、急遽明日補充に行くことになりました。
(明日は雨の予報なので丁度良いです。)
前回、時間の関係で行けなかった久万高原町にも行こうと思っています。

テレビの影響って本当にすごいと思います。
番組で取り上げられた中に、「みかんをヘタ側を下にすると日持ちがする」とありましたが、小秋農園の箱詰めは機械ではなく手詰めなので、ふたをあけるとちゃんとヘタ側が下になっています。
実は、みかんはヘタの反対側が「顔」と言われています。

これは2Sサイズなのでたくさん並んでいますが、通常は、S以上のサイズを箱詰めしています。
(2Sは袋売りに回しています。)

みかんは小さいほうが甘い傾向がありますので、小秋農園の場合は特に2Sになると甘すぎ(濃厚)かなと思いますが、2S限定で購入される方もあります。
贈答用のみかんは見栄え重視になると思いますが、ご家庭で食べられるみかんは、皆様のお好みでサイズをお選びください。

早生みかん収穫終了

「早生みかん」の収穫が終了しました。
今、山に残っている「早生みかん」はジュース用のもので、農薬をほとんどかけていないため見た目がきれいでないものです。
ですから、贈答用の「早生みかん」の新規注文は終了しました。
昨日までに収穫したもので、辛うじて、2Lサイズ・Lサイズ・Sサイズは「家庭用(少し傷あり)」なら箱詰め可能ですが、Mサイズはまったくありません。
来年度は、収穫量を増やしてまいりますので、また、よろしくお願いいたします。

さて、「早生みかん」は終了しましたが、12月からは「中生(なかて)みかん」の収穫を開始します。
今の「中生みかん」の様子です。

色づきが良いので、出荷できそうに見えますが、まだ、味がのっていません。
美味しいみかんになるまで、もうしばらくお待ちください。

すでに、「中生みかん」のご予約もいただいております。
「中生みかん」の木はそんなに植えていませんので、ご希望の方はお早めにご予約ください。

小秋農園(小池)
TEL&FAX 089-961-3220

カラスとイノシシの食害

早生みかんの収穫が順調に進んでいます。
昨年よりも整備された(全体の1/3)部分は、傷も少なく大きさももっとも欲しいMサイズやSサイズが多く助かっています。
それでも箱詰め用のみかんが足りないのは、昨年よりも注文数が増えているからで、嬉しさとともに、もっと収穫量を増やさないとと感じています。

他の農家さんよりも収穫ペースが速いのは、荷造り担当の祖母からのプレッシャーもありますが、もっとも大きいのは、カラスとイノシシに食い荒らされる前に収穫を終えたいという焦りからです。

実際、贈答用の最高級だと収穫してみたら、鳥に突かれており「せめて完食してくれ!」と腹が立ちます。
ひどい木になると、上半分をカラスに、下半分をイノシシに食い尽くされたものもあります。

地面に外皮が散らばっているのかイノシシの食べた跡で、人が食べたように白い薄皮をひとつひとつ剥いているのがカラスの食べた跡です。
(早生みかんは薄皮が柔らかいので自分たちは薄皮ごと食べます。カラスの方がぜいたくです。)

曾祖父母の時代には、木の上の方のみかんは野鳥のために残したりしていましたが、今や、可愛らしい野鳥ではなく、カラスの大群に襲われている状態です。
威嚇用のロケット花火を毎日打ち上げていますが、根本的な解決にはなっていません。

イノシシも元々は興居島にはいませんでした。
平成20年ころから目撃され、ここ2~3年の被害は半端ありません。
今、イノシシ柵を覆っている途中で、近々、捕獲用の檻も届く予定です。

カラスとイノシシとの戦いは、まだまだこれからのようです。

段々畑のみかん

みかん・伊予柑の収穫に欠かせないのがモノレールです。
急こう配の山の斜面での収穫では、木の枝に取り籠を引っ掛け、その中に二度切りしたみかんを入れます。
その籠がいっぱいになるとコンテナに移し替えます。
そのコンテナを軽トラックまで運ぶ手段がモノレールです。
モノレールがなければ、人の手ですべて運ぶことになりますが、農道のない山奥からの運搬は不可能です。

昔の人は本当に偉大です。
動力のない時代に、人の手だけで山を切り開き、石を積みあげて階段状の農地を作り、みかんを植えてきました。
モノレールができると、農道から離れた山の方へとみかん畑を広げてきました。

西日本豪雨でモノレールが使えない場所が出来、改めて先人の偉大さに気づかされます。

小秋農園でも農地はいろいろです。
この写真は「(通称)みかん畑」です。

多分、世間的なみかん畑のイメージだと思いますが、モノレールがないので人力で運んでいます。
(農道が近いのでなんとかなる唯一の場所です。)
こんななだらかな場所ばかりだとどんなに楽だろうと思います。

今、収穫をしているのは「(通称)小義」または「茶畑」で、ここは急斜面で火山の石がごろごろしている、そしてイノシシが暴れ放題のなかなかの場所です。

足場が悪いので毎日のように誰かが転んだり木に登っての収穫中に滑り落ちたりと、打ち身とすり傷が絶えません。
危険なため、アルバイトも雇えません。
広い農地ですが、まだまだ開拓途中で全体の1/3ほどしか活用できていません。
ここが整地できれば、収穫量が増えたりアルバイトを雇えるようになるので、それを目指して頑張っています。

生産者コーナーまわり

今日は昨日袋詰めしたみかんを持って11か所を回りました。
今日から店舗に置かせていただくようになった三津のSAIKA様では、入り口に特設コーナーを設けてくださいました。皆様に試食していただき、興居島みかんの美味しさを知っていただければ嬉しいです。

その後は、松山生協の店舗を回りました。
前回持って行っていた2か所は売り切れていました。
早速補充し、前回行けなかったところを回り、最後に久万高原町に行きました。
久万に置くのは今回が初めてですので、反応が楽しみです。

帰りに15袋余ったので、もう一度近場の店舗に行くと減っていたので追加しておきました。
こうして売れていくのがわかると遣り甲斐があります。
途中で農林水産研究所や農業大学校にも行ったため、帰宅は夜になってしまいましたが、充実した一日でした。

箱売りの方も、たくさんのご注文をいただき早生みかんが足りなくなってきましたので、明日からはまた収穫を頑張ります。

みかん袋詰め

今日は朝から雨でしたので、家族総出で倉庫で作業をしました。
父と母は選果機での選別をし、祖母は注文分の箱詰めをしました。
「興居島みかん」の手詰め用の箱は赤い箱です。

前は10kg箱が主流でしたが、最近は5kg箱も人気があります。

仕訳をする中で、少し傷のあるものや2Sサイズのみかんは袋に詰めてスーパーなどの「生産者コーナー」で販売しています。
先日出荷したときは2店舗にしか持っていけなかったので、今回は全店舗に持っていけるよう多めに袋詰めしました。

袋詰めのものは自分で車で持っていきますが島なのでフェリーの運賃がかかるのが難点です。
島だからこそ守られているものも多いので、必ずしも橋が出来ればいいというわけではありませんが、出荷のシーズンには陸続きの農地がうらやましくなります。