イノシシ柵の設置

朝方、軽トラで走っている時に猫が死んでいるのをみつけたました。
車にひかれたのか持ち上げるとすでに固くなっていました。
小学生が置いたのでしょうか、野草の小さな花束が供えられていました。
両親と海岸に穴を掘り流木を墓石代わりにして葬りました。
子どもの心のこもった花束も供えました。
島の子どもたちが優しい気持ちのまま成長してくれればいいなと思います。

その後、みかん山でイノシシ柵の設置をしました。

杭を打ち、金属の網を縛っていくのですが、場所が急斜面のため、資材を運ぶだけでもたいへんです。
みかん農家のはずですが、みかんを作るためには、資材を購入してイノシシ柵を設置したり、狩猟免許(わな猟免許)を取得してイノシシの捕獲罠を設置したりが必要です。
おかげで番線巻はうまくなりました。農家以外のスキルが身についています。

カラスの被害も大変で、両親からは「鷹匠」になって鷹で追い払ったらと言われています。
効果てきめんだとは思いますが、そう簡単になれるものでもないので、今は、ロケット花火を打ち上げています。
収穫間近のみかんがどんどんカラスに食べられているのがくやしいです。

みかん・伊予柑ジュースの嗜好調査

「温州みかんのジュースの賞味期限が11月だから寄付しなさい。」と母にジュースの在庫を持っていかれました。
何に使うのかと思ったら、母がいろいろ活動している団体のひとつが大街道のイベントにブース出展するから、その来場者サービスとして試飲してもらうとのこと。
私にも手伝えと言ってきましたが、幸い(?)にも、消防団の訓練があったので丁重に断りました。

イベントは昨日だったのですが、母からデータが送られてきました。

せっかく試飲するのだからと、「嗜好調査」をしてくれたようです。
以下がその結果です。
・・・・・・
調査日時:2018年10月20日(土) 10:00-16:00
調査場所:大街道商店街アーケード内(松山市)
調査人数:255名

255名の年齢構成は次のとおり、だいたい均等の年齢となっています。

EPSON MFP image

来場者の3分の2は「温州みかんジュース」の方が好みとなっています。
EPSON MFP image

「温州みかんジュース」(甘みが特徴的)が好きな年齢は、40才未満、特に未成年に好まれています。
EPSON MFP image

「伊予柑ジュース」(酸味と苦みが特徴的)が好きな年齢は40才以上となっています。
EPSON MFP image

・・・・・・・・・・・・
「伊予柑」は愛媛の特産なので、柑橘のシーズンオフには、「伊予柑ジュース」として、その酸味やさわやかな口当たりを活かしお酒(カクテル)やスイーツなどに活かして欲しいと思います。

イタリアからこんにちは。「一期一会」

先日(10月14日)に驚きの出会いがありました。
その日は、4年前に結婚した父のいとこが初めてお嫁さんを連れてくることになっており、近くの親戚一同が集まることになっていました。

本当は、父母がいとこ夫婦といっしょに船で渡ってくる予定でしたが、母が校区の運動会に出ていて間に合わなかったため、母だけ1本遅い船で渡ることになりました。

墓参りなどしていると、母から「石川さん(農家仲間)って英語しゃべれたよね」と電話がかかってきました。
話を聞くと、高浜港で興居島に渡ろうとしていた外国人夫婦が困っている様子だったので声をかけたが、案内できるほどの英語力がないということだった。

石川さんに電話で確認していると、今度は父に電話が入り、「(ご夫婦が)ノープランで、タクシーもないことも知らないし、食事ができるところがないことも知らないから、いっしょに家に連れて行ってもいいか?」とのことだった。

そのくせ、どこの国の人かなど、ご夫婦に関する情報はいっさい言わなかったので、みんなで大慌てで準備しながら待つことになりました。

来られたのはイタリアのキプロス島に住むご夫婦で、松山で治療を受けるために初めて日本に来たとのこと。
そんな世界的に有名な治療院が松山にあることも知らなかったし、日本から14時間以上もかかるキプロス島から松山に来るのも、しかも興居島に観光に来るなんて驚きでした。

興居島は景色はきれいなのでツーリング客や海水浴客はいますが、観光目的に来た外国人は初めてです。
当然、観光施設どころか宿泊するところもありません。

たまたま親戚が集まったので、刺身やタコ飯やタコの天ぷらや「ひじきの天ぷら」(興居島名物)を食べてもらいました。祖母が作った酢の物も「美味しい」といってくれました。

キプロス島の美しい景色を写真で見せてもらいましたが、その中に「アフロディーテの岩」がありました。
ギリシャ神話の愛と美の女神アフロディーテが海から生まれて降り立った場所とのことで、そのご利益にあやかろうと多くの人がそこの海水で顔を洗ったりするとのこと。

その写真を見て祖母が「『白石ノ鼻(しらいしのはな)』と似ているね。」と言いました。
「白石ノ鼻」は、松山の勝岡にある巨石ですが、さすがに「アフロディーテの岩」とは違うだろ、と思いました。

父までが「瀬戸内海は日本の地中海と言われている」と本家本元の地中海の人に言う始末でヒヤヒヤしましたが、ご夫婦といろいろな話をして盛り上がりました。

その後、石川さんに同行してもらい、みかん園や「恋人岬」(興居島では有名?)など島を一周して、最後はいとこたちと岐路につきました。

母が1本船を遅らせたところからのドラマのような展開でしたが、イタリアのキプロス島と日本の興居島がつながるなんて不思議でおもしろい展開でした。

「出会い」って大切だと思いました。

興居島のイノシシは美味しいらしい

昨日は、西日本水害などで設置が遅れていたイノシシ柵の準備をしました。
設置する場所が平地だけではなく、山とみかん畑との境のため、その場所まで柵を運ぶのが大変です。
試しにモノレールで運んでみましたが、高さがあるためみかんや伊予柑の枝に引っ掛かります。
ルートの枝を切り落とし、ようやく運べるようになりましたが、1回に3枚では何往復もすることになります。
もっと良い方法がないのか思案中です。

狩猟免許を取得したので、イノシシの罠を設置しようと思っています。
罠に置くエサは「みかん」の予定です。
通常は、イノシシのエサとして「米ぬか」が使われますが、実は、興居島のイノシシは米ぬかを食べません。
どうしてかと言うと、興居島には水田がないため、イノシシは米などを食べたことがありません。
ミミズや野菜のほか、旬になるとみかんを食べます。

そのせいか、興居島のイノシシの肉は臭みが少なく食べやすいと言われています。
もちろん、その臭みが野趣あふれていて好きだという人も多いと思いますが、ジビエ入門編としては、興居島のイノシシ肉が良いかもしれません。

自分では料理までは作れませんが、ジビエ料理に興味のある方は、食材として興居島の「みかんイノシシ(?)」をご利用ください。