農園開拓

農業を開始して間もなく1年です。
開始した時には予想もしない展開でスタート時期よりも倍以上の農地を抱えています。

増えた農地は持ち主だった方の高齢化により数年放置されていたものです。
元々はとても良い農地だったので、元の状態に戻すべく開拓や剪定を頑張っています。

ただ、かなりの急こう配のため、運搬用モノレールがなくては、仕事になりません。
そのモノレールの走行を地味にイノシシが妨害しています。

農地にゴロゴロしている石をモノレールの下に突っ込んだりしています。
(そのままモノレールを走らせたら大事故です。)

なぜ、大きな石がゴロゴロしているかと言うと、興居島の小富士山(標高282m)は、名前の通り小さな富士山の形ですが、富士山と同じようにかつては火山でした。
その火山岩が自然とあたりにあるのです。
それを昔の島民の方々が、山を開きながら石積みに利用して段々畑にしたのです。
今、同じことをやれと言われてもはとても出来ません。

こうした貴重な段々畑を廃園にすることなく、自分たちが農地として活かして守っていきたいと思います。

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