伊予柑の皮むき便利グッズ

伊予柑のシーズンです。
伊予柑の出荷基準は厳しく、選別の段階で厳しくするのはもちろんですが、収穫の段階でもかなり気を使います。
「色」「大きさ」「形」「傷・汚れ」「虫」などです。

「色」については、今シーズンは色づきが遅く、年が明けて寒くなってからようやく収穫できるレベルまで色づきました。
同じ木でも色づいていないものは収穫しないため、同じ場所に何度も行くことになり、効率が悪いです。

色づきもよく、大きく、表面に傷や汚れもない「秀品」クラスのものでも、例えばヘタの周りが盛り上がったデコポン状になったものは、出荷できません。
仕方なく自家消費していますが、味は一級品ですから形だけで出荷できないのは本当にもったいないです。

伊予柑はとてもおいしいのですが、みかんと違って若い人には人気がありません。
理由の一つは、皮をむくのが面倒だからだと思います。

手を汚さずに、とはいきませんが、皮をむくのが楽しくなる「便利グッズ」があります。
僕が使っているのは「ムッキーちゃん」(商品名)です。

まずは、プラスチックの刃がついている方で、伊予柑の皮を一周させて中の実を取り出します。
(むいた皮は、薄皮入れになります)

次に、金属の刃がついた方を置き、その上を伊予柑のふさをスライドさせます。
そうすると、ふさの端に切れ目が入り、手で簡単にむけます。それをお皿に盛りつけてフォークで食べます。

ちょっと面倒かもしれませんが、テレビを見ながらまとめてむいで、冷蔵庫に冷やしておいて、好きな時に好きなだけ食べるのも良いと思います。

興居島の伊予柑は本当に美味しいので、たくさんの人に食べてほしいです。

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