「人」ではなく「虫」の話です。
「草食系」の方が環境にやさしいイメージがありますが、農家は「肉食系」の虫が好きです。
暖かくなり、農園は虫の活動が活発です。
この時期に困るのが「草食系」のアブラムシの増殖です。
アブラムシはウィルスを媒体するので、野菜を育てる上では厄介者です。
駆除をどうしようかと思っていたら、最近、テントウムシが大繁殖し、アブラムシを食べてくれています。
テントウムシはアブラムシの天敵の「肉食系」の虫です。
農家にとっては、草食系の虫は『害虫』、肉食系の虫は『益虫』と言えます。
ただ、テントウムシだと安心していたら「テントウムシダマシ」だったりすることもあります。
「ニジュウヤホシテントウ」と「オオニジュウヤホシテントウ」で、これらは実は「草食系」なのです。
「人」も、見た目と中身が違うことがありますが、テントウムシも背中のホシの数をちゃんと確認しないといけません。